漢方の国・韓国で科学的検証
蚕は絹のもととなるだけでなく、漢方薬の重要な素材として中国や韓国では古くから重用されてきた。古医書によると、蚕のさなぎは喘息に、さなぎの液汁は虫さされや腫れに、炒めて粉末にしたものは脳卒中やそれに伴う後遺症、そして神経症などに、糞枕は頭痛やリュウマチ、成虫である蛾の酒は精力減退やED(勃起)障害に、それぞれ用いられてきたのだ。
その韓国でも食生活の欧米化と先進国化により、いわゆる文明病の一種である糖尿病が増加してきた。もちろん西洋医学的なアプローチも試みられてはきたが、どうしても副作用の問題から解放されない。
そこで自然の物質の中で血糖降下作用のあるものを模索する動きが政府を中心に起こったのだ。
1992年には政府の機関の一つである農村振興庁とキョンフィ大学の共同研究が始まった。その結果、蚕粉末には血糖降下作用のあることが判明した。しかも副作用はないという。
韓国内ではすでに一流新聞の「東亜日報」をはじめとして「韓国日報」「京郷新聞」、KBSやMBCといったテレビ局が大きく報道している。