また、日本の東京農業大学における研究では、シルクフィブロインが血中の脂肪分を低下させることが明らかになった。
蚕粉末がダイエットに役立つならば、体重の減少によってインシュリンの量を減らすことができ、膵臓の負担を軽減させられる。無論、体重を減らすことは糖尿病の危険因子を少なくすることにもなるわけだ。
韓国政府が日本でも特許を取得
メカニズムを理解したところで、実際、どのような臨床結果が出ているのかをご紹介しよう。
前述の韓国・キョンフィ大学の付属病院では、病気の進行状況に応じて患者をグループ分けして蚕粉末を投与した。あるグループは薬物治療中の16名、一方はまだ薬物を投与されていない患者8名で、4週間にわたって行われた。
結果は表1のとおりだ。双方のグループとも劇的な効果が表れている。特に食後の血糖値の上昇を抑えていることが目を引く。
臨床実験に参加した人たちは何年間も食事制限や運動療法、薬物治療を受けてきたにも関わらず、今一つ効果を実感できていなかったという。しかもわずか4週間での結果だ。長期的に服用すればよりいっそうの効果が期待できるだろう。