あらゆる病気の原因は食事にあると考え、ある特定の種類の食品を多く摂ったり、逆に制限する療法は以前から用いられてきた。
アトピーの場合も、アレルゲンと思われる食品の摂取を制限することが治療の一環として取り入れられてきた。だが、成長期においては、特定の食品を制限することで必要な栄養が不足したり、バランスを崩すといったことも指摘されている。
アトピーに限らず、あらゆる病気の原因は栄養のバランスの悪さにあると考え、食事内容を変えることから病状を改善しようという考え方がある。
アメリカのシアトル郊外にあるタホマ・クリニックはそうした考え方にもとづき、最新の栄養学を取り入れた治療ですでに多くの実績を残している。開業からすでに27年を数えており、アメリカ国内はもとより、広く海外からも治療に訪れる患者が少なくない。
ここで取り入れているのは、ジョナサン・ライト医学博士が指導する新栄養療法だ。
その内容は、『ジョナサン・ライト博士の新・栄養療法』(丸元淑生訳・廣済堂出版)として出版されているから、ご存じの方も多いだろう。