痴ほう症の予防と対策には
地域ネットワークでのフォローが大切
エイジング・ネットの目指すものに、地域支援システムがある。地域ネットワークで痴ほう症の発症を遅らせる事ができるのか? 興味深いテーマだが、そのための課題が多いのも事実なようだ。そして今回は、痴ほう症への接し方など、介護のワンポイントを紹介しよう。
高齢者や障害者が地域で自立して生活する、あるいは日常生活の機能を維持するためのリハビリテーションが、どのくらい地域でシステム化されているかという問題は、実際に直面 しなければ考えたこともないという人がほとんどだろう。
日常生活に必要なリハビリテーションは福祉サービスの一部として考えられ、介護保険制度のメニューで取り扱われることが多い。介護保険制度というのは、利用者(介護が必要な方々)の生活レベルを向上させるために作られた社会保障制度であるにもかかわらず、利用率が低くなっているのが現状だ。
問題点として考えられるのは、パックツアー並にしか提供されていない介護プラン、生活の楽しみや健康の増進、社会交流の促進といった孤立化の防止や生きがいにつながる支援の不足だ。