「男にも更年期がある」 はら たいらさん
自分の体や心が思い通りにならないつらさは、決して楽しめるようなものではないですけど、その先の事を考えて人生を楽しむ方法を考えるくらいじゃないとダメですね。クヨクヨとしていることが一番よくないと思います」。
「僕が更年期だと気づいたのは、古い知り合いの女性編集者から ”はらさん、更年期じゃない? “と言われて。お、これは面白いなって思ったんですね」
一般には、ほとんど認知されていない ”男性の更年期“ という発想を、すんなりと受け入れられるあたりに漫画家らしい柔軟性を感じさせるエピソードだ。
この編集者の一言から、はら氏はすぐに更年期について、さまざまな文献を調べはじめる。当然のように女性が対象となった本ばかりの中、自分の症状と比較しながら自己分析し、自分が ”男性の更年期“であるという確信を深めていく。
「日本では男の更年期というのが認知されていませんが、欧米では前からあったということもあって。自分なりに納得できる結論が更年期だったんです。