最近は、どこでも簡単にビタミンが手に入るようになった。健康に強い興味を持つ人が増えたという表れの一つなのだろうが、闇雲に摂ればよいというものではない。ビタミンを取り入れた健康法は、ある意味『頭脳的健康法』である。体調・体質・性別 ・年齢・疾病・食生活などにあわせて、効果的に摂取するものなのだ。そこで、実際に虎門会稲毛病院でビタミン外来を担当している佐藤務医師に、本誌で公開外来を開設してもらった。
肥満は生活習慣病(成人病)の引き金に
現代では多くの人々が肥満で悩んでいる。その人口は推計で2300万人を超え、20年前の約2倍という驚異的な伸びをみせている。(98年厚生労働省発表)
実は肥満=太っているだけでは病気ではない。しかし、体が重いために動きが鈍くなったり、骨や関節に負担をかけ、ガンや糖尿病をはじめとするさまざまな生活習慣病(成人病)の温床となっていることは間違いない事実である。