普段の食生活によって健康状態は左右されてしまう。例えば、良い物を食べている人と、悪い物を食べている人とでは、3年も経てば、確実に差が出てきてしまう。そう、天然の食べ物には優れた食効が含まれているのだ。医療技術が進んだ今でも、食べ物は病気を予防する最高の薬である。
昭和36年以降、食事の変化に伴って日本人の死因も変わってきた。ガン、心疾患、脳血管疾患が急速に増えたのも、日本食から欧米食へと切り替わったことが原因であると言われている。病気になってから普段の食事を見直すのでは遅すぎるのだ。
では、どのような食生活を心がければ良いのだろうか。予防に有効な食品を中心に、東洋医学の権威である薬学博士・林輝明先生にお話を聞いた。
体重ではなく、体脂肪を減らすのが正しいダイエット
肥満を解消するには、体重ではなく、体脂肪を減らすようにしよう。しかし、少なすぎてもいけない。適量な脂肪を保つことが大切だ。
女性の場合、体脂肪が少ないと、月経不順に結びつくこともあるのだ。体脂肪率(体の組成に占める脂肪の割合)の正常値は、男性で15〜20%、女性で20〜25%である。