女性ホルモンの減少で、自律神経の働きに支障をきたす 更年期障害とは、女性の閉経前後2〜5年、つまり48〜50歳の間、起こる不定愁訴のことを言う。
女性ホルモンが少なくなると、交感神経と副交感神経が乱れて、自律神経をつかさどる機能がおかしくなってくるのだ(自立神経失調症)。症状としては、動悸、肩こり、不眠、めまい、冷え性、のぼせ、便秘・下痢、イライラ、骨粗鬆症、生理不順・生理痛、手足の冷え、貧血、腰痛・関節痛など、多岐に渡る。
また、48〜50歳と言えば、親の死や子供の独立など、周りの環境が変化する時でもある。そのため、心因性の不定愁訴が起こることもある。
しかし、誰もがかかる症状ではなく、人によってさまざまである。
治療法については、自律神経失調症か心因性かによって違ってくる。自律神経失調症であれば女性ホルモンを投与し、心因性のものであれば、鎮静剤を使用する。