中枢興奮 強心作用
お茶の葉の中1〜8%,コーヒー豆にO.8〜1.75%,マテ茶に0.15〜1.85%,グァラナには5%以下のカフェインが含まれています。一部,茶葉クズから,またカフェインレスコーヒーの製造時の副産物として製造されていますが,ほとんどが合成法によって製品化されています。
カフェインは経口,注射によっても容易に吸収され経口では消化管の刺激,吐き気などを起こします。
来歴
1820年にコーヒーからカフェインが抽出され,その後,お茶,グァラナ,マテ茶などからも発見されました。研究者によってその組成が,1895〜1899年に全合成によりその構造式が確定され現在は工業的に製造されています。
効用・効果
中枢神経を興奮させて大脳皮質の感覚受容能および精神機能を亢進させるため眠気を抑えるほか,大脳皮質内の運動中枢,延髄の呼吸中枢を刺激することにより血管運動中枢を刺激し血圧を上昇させる働きもあります。同時に延髄の迷走神経中枢を刺激するとともに、全身の末梢血管に直接作用して血管を拡張します。