記憶や集中力低下の改善 めまい 耳鳴り 冷え症
別名:白果葉(はくかよう)
イチョウ(Ginkgo biloba)は,雌雄異株の落葉性の高木であり日本の多くの場所でみられる裸子植物です。また種子の外皮をとったものはギンナンといい食用にし,漢方では鎮咳剤として利用されます。
イチョウ葉には数種のフラボノイド配糖体やテルペノイドなどが含まれています。フラボノイドは植物に広く分布し,毛細血管浸透性抑制作用,抗アレルギー作用,消臭,抗酸化作用などの機能を示すものが多く発見されています。
テルペノイドは植物の精油や樹脂の成分として含有され,注目すべき生理活性を示すものが多くあります。イチョウ葉は臨床実験報告によると(1)冠状血管の拡張(2)血流増大作用,末梢血流改善(3)脳血管障害治療などの作用が,報告されています。
来歴
古来から肺,心臓,喘息の治療に利用されてきました。現代ではイチョウ葉の化学成分や生理活性機能の多くが明らかになり,ドイツやフランスではイチョウ葉から作られた製品が血管障害や痴呆症の改善のための医薬品として販売されています。