肩のこらないつき合いが魅力
井戸端会議といえば、奥さんたちの専売特許かと思っていたら、近頃、ご亭主たちも、新・井戸端会議にご執心の人がふえているとか。
もっとも、最近の井戸端会議は、井戸端ならぬマンションの中、話がはずめばネオン街へ場所がえできるのが、目新しい点。もともとマンションの管理上の問題をめぐって寄り集まったとか、町内のソフトボール大会に出たのがきっかけ、などというケースが多い。
利害関係の強い職場の人間関係と違って、肩のこらないつき合いが新鮮で魅力のようだ。
長い老後の仲間づくり
このような傾向の背後には、地方から都会に出て、都会の近郊でそのまま住みついてしまうという、新・住民が増えていることとも大いに関係しているようだ。
これまでは、新・住民にはなったものの、近所づき合いは奥さんまかせで、男どもは会社との間を行ったり来たりするだけ。地域の出来事にはおよそ無関心だった。