孤立が緊張感や刺激をなくしてしまう
ある医師の体験談。
数年来見かけなかった女性患者に、待合室で会ったので「久しぶり。お元気?」と声をかけた。すると「元気なら、病院なんかに来ますか?」という返事。それは確かだが、ねぎらいのことばに対する「感動」を失いかけるとボケが始まるとその医師は指摘する。
ことばとは、もともと魂がとびかう意。まともな挨拶がないのは、人間関係の縁の切れ目になる。当人は当然、孤立する。その段階からボケが始まるという。
おしゃべりはあごを動かし、脳の血液循環をよくする
また、無口というか非常識というか、声をかけても返事をせず、ムスッとしている人がいる。
たとえば、朝の挨拶を”省略”する人は意外に多い。ある調査によると、いつも、「おはよう」と言う人は全体の4分の1。逆に「めったにしない」「あまりしない」という人は、合わせると全体の3分の1にものぼるとか。特に20歳代の男性の”挨拶率”は9%の悪さだという。