軽いタバコに切りかえても害は同じ
喫煙の害をできるだけ減らそうと、タールやニコチンの少ない、いわゆる軽いタバコに切りかえる愛煙家がいるが、そんな努力もムダ。
これはアメリカの研究結果だが、愛煙家にふつうのタバコと低タールタバコを吸わせた。その結果、低タールタバコは本数がかえって増えたり、同じ1本でもふかす回数が増えた。で、ふつうのタバコを吸ったのとタール摂取量は同じ、という結論に。次善の策にならないわけ。
禁煙を急げば効果も早い
こちらは明るい話題。従来、肺機能の回腹状態などから、禁煙の効果は5〜15年後でなければあらわれないといわれてきたが、禁煙3か月にはその効果がはやくもあらわれるという、
愛煙家に "希望”をもたせる研究結果が発表されたのだ(1984年4月)。朗報をもたらしたのは東海大医学部の研究グループ。尿の中に含まれるハイドロオキシプロリン(アミノ酸の一種)に着目。この物質は、喫煙によって肺の組織が破壊されたり、喫煙本数が多くなると増える。