〜ストレスが抵抗力を低下させる〜
"病は気から”といわれるが、がんになるのも心理的な面が関係するという考え方が、最近広まりつつある。がんになる何年か前に、失業や離婚、家庭内の不幸といった、患者本人にとっては大事件が起きている例が多いとする研究結果もある。
特に末期がん患者は、リンパ球(病気に対する抵抗力を生み出す血液成分)が極端に少なくなるが、たとえば、ネズミをイライラした状態に追いこんでリンパの数を調べると、ストレスが強まるにつれてリンパ球の数が減るという。この例からも、ストレスが加わり抵抗力が低下するとがんにもなりやすくなるといえる。
平静な心、明るい生活態度を保つ心かけを
また、イギリスの研究では、感情のはけ口を持たないのが肺がん患者の特徴としている。さらに、アメリカの研究では、がんになった人たちの特徴として、
・感情をあまり表面に出さない
・非常に孤独
・家族と心のつながりがあまりない
などの点をあげている。
これらはいわばストレスに弱いタイプだ。