日常生活のあり方と関係が深い脳卒中
5人に1人は脳卒中で死亡する。わが国では年間13万4994人(死亡総数中17・9%。1985年人口動態統計)が脳卒中で死亡している。1981年がんに首位の座を明け渡し、1985年には心臓病にも抜かれて、現在は死因の第3位だが、患者数は圧倒的に多いともいわれている。
脳卒中は、食事のとり方、タバコ、過剰なストレスなど、日常生活のあり方と関係が深いため"習慣病"の一つに数えられる。
発病から死亡までの期間が比較的短い、後遺症があるなどが特徴。脳の神経細胞は、無酸素状態がわずか4分間続いただけでこわれる。
このため、脳の血管が破れたり、つまって酸素不足になると、復旧困難になりやすい。公私ともに責任の重い中高年層が倒れれば、深刻な問題になる。脳卒中は、特に予防に力を入れたい病気の一つだ。
こんな症状に気づいたら早めに治毎を受ける
次のような症状は、脳卒中の前ぶれと考えたい。めまい、頭痛・頭重、手足のしびれ、歩行障害、舌のもつれ、肩こり、のぼせ感など。