不老不死の秘薬として秦の始皇帝が愛飲したと言われる「プラセンタ」。
日本語に訳すと胎盤のこと。最近は「プラセンタエキス」なる言葉もよく耳にするようになり、 健康食品としても注目度を高めているが、実は医療の現場で使われ始めたのは意外に古い。
胎盤とは、妊娠中の母親のお腹の中にできるあの胎盤のことだ。
われわれ人間の命は、わずか1個の精子と卵子の出会いから始まる。卵管で受精した受精卵は子宮に着床し、その表面 から無数の絨毛が伸びてくる。やがて着床面の絨毛だけが成長し、それが子宮内壁と結合して胎盤が形成される。
胎盤は円盤状をしていて胎児の成長とともに大きくなり、妊娠末期には直径15〜20センチ、厚さ2〜3センチくらいになる。胎盤はへその緒によって胎児に繋がっているので、胎児は胎盤から栄養の補給を受けたり、老廃物の排泄をしながら、成長をしていく。