別名:オタネニンジン 朝鮮人参
強壮作用 疲労回復
人参は漢方で補気薬として使われます。“気”とは漢方では一般に人体の五臓六腑(ごぞうろっ溢)の生理的機能のことで,気が不足している症状“気虚”の時,特に消化器や呼吸器の生理的機能が低下したり,慢性病や重病時に使用します。補気薬は機能を高め,体力を増強するので気虚に効果があります。
人参には滋補強壮作用がありますが,そのメカニズムは
・ 神経の興奮伝導を早め,条件反射や分析能力を高めるので,古人は“心を開き智を益す”と、その効果を表現しています。
・ 大脳皮質を刺激し副腎皮質機能を興奮(ホルモンの分泌を促進)させて,外界からのストレスに対して生体の抵抗力を高めます。これは人参の強壮効果です。
・血糖値を降下させます。人参成分のサポニンはインシュリンというホルモンの働きを高めます。インシュリンが不足すると血液の中にある糖分が十分に細胞にとり込まれず、エネルギーとして消費されません。そのため血液中に糖分が多くなります。これが糖尿病です。毎日服用すると糖分が細胞にとりこまれるので、血糖値が下がります。