バセドウ病 自律神経失調症 貧血 心臓病
左手の手首の内側、親指のつけ根近くの部分に、右手の人差指、中指、薬指の三本を軽くそえます。これは、脈を測るのにもっともポピュラーな方法です。
脈拍の正常値は、安静時で一分間に六〇から九〇の間です。食後や入浴後、運動後、発熱時、興奮状態、睡眠から目覚めた直後など、状況によってかなり変動していきます。
ただし、同一の条件下で何日も続けて測ってみても正常値より多かったり少なかったりするのであれば、循環器の専門医の診察を受けたほうがよいでしょう。
脈拍数が一分間に九〇をこえる頻脈(ひんみゃく)の場合、バセドウ病、心不全、自律神経失調症、貧血などのシグナルであることが多いからです。また逆に、脈拍数が四〇以下で標準より少ないときは、心臓からの血液量が全身で減少するため、慢性的な酸欠状態が考えられるほか、不整脈である場合も少なくありません。
「先生、脈拍がどうもおかしいんですが……」