心臓病
心臓病の意外な症状としては、次のようなものがあります。
まずは、高い枕が恋しくなることです。寝ると体が水平になり、全身の静脈から血液が心臓に戻りやすくなりますが、心臓の機能が弱っていると、この戻ってきた血液の処理がスムーズにいかなくなり、肺の中がうっ血状態となって、寝苦しさや息苦しさを覚えます。このとき、起き上がったり、枕を高くして上半身を持ちあげると、血液が心臓に戻りにくくなり、肺のうっ血状態が軽くなって、いっときは楽になります。
次に、夜中に二回以上トイレに起きることです。心不全の初期にはむくみが現われますが、昼のあいだは立っているので、むくみはまぶたや手足に出ます。しかし夜、床に入って体が水平になると、むくみの原因である水分は血管へ入りこむため、水っぼくなった血液は全体量が増し、この余分な水分を排泄しようとするため尿量が増えるわけでです。前立腺の肥大でも夜中の頻尿は起きますが、手足にむくみがあるときは心臓に原因がある場合が多いといえます。