ガン
明日の天気を知るのにたいていの人は天気予報を頼りにします。けれども、明日が雨なのか晴れなのか、天気予報に頼らなくとも、自分の体で空や風の具合を感じればおおよそのところはわかるものです。
それと同様に自分の体の好不調、病気の有無は、医者に聞かなくても体の発するいろいろなシグナルに気をつけていればおおむね把握できるものです。
ことに注意すべきは、ほんのわずかな徴候が思わぬ大病の予兆であるケースです。重い病気のサインが重い症状であるとは限りません。むしろ、嵐の前ぶれは見落としがちなほど小さいことが多いのです。
たとえば、心臓病のところで、奥歯(あご)がやけに痛むので歯医者に行ったけれども異常はないといわれた人がいました。しかし、いっこうに痛みが消えないので精密検査を受けたところ狭心症と診断されたのです。こうした例と同様に、じつはホクロの変化にも意外な重病のサインが隠されていることがあります。