白内障 緑内障
「世の中は澄むと濁るで大違い、ハケに毛がありハゲに毛がなし」という狂歌がありますが、人間の目も澄むと濁るでは、病気のあるなしに大きな差があります。
白目の部分は、赤ちゃんや子供では本当に白く澄んでいて心が洗われるようですが、年をとるとだんだん黄色く濁ってきます。これは、脂肪の沈着が原因の一種となる老化現象で病気ではありません。しかし、黒目の真ん中の水晶体が白っぽく濁っていたら白内障の恐れがあります。
白内障の症状は、視力の低下や明るいところよりも薄暗いところのほうが見えやすいなどで、大部分が老人性のものです。中年以降にありふれた病気といえます。手術も安全で簡単、術後はびっくりするほどよく見えるようになるので、適切な処置をすればさほど心配はいりません。
ただ、他の病気の併発症として白内障が現われるケースがこのところ急増しています。糖尿病などの全身疾患、ブドウ膜炎や緑内障などの病気が原因ですが、こうした場合には、元の病気の治療も必要となってきます。