上気道炎 肺炎 肺結核 肺ガン 気管支ガン 肺壊疽 肺化膿症
ホコリっぼい人ごみに外出したときやタバコを吸ったとき、あるいはカゼをひいて気管支が炎症を起こしたときなどには、ホコリや細菌がまじった痰(たん)が出て、外部からの侵入物を防ぎます。健康な成人でも、一日に数十ミリリットルは出ます。
しかし、朝方に大量の疾が出る、黄色い粘りのある疾が出る、血がまじる場合には気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)(気管支の壁が弱くなり、拡張したままになる病気)の疑いがあります。ひどくなると大出血したり、上気道炎や肺炎を合併することもあります。
血疾(けったん)は、気管支からのどまでのあいだで出血しているために出るものですが、多くの場合、のどの炎症によるのですぐに治ってしまいます。しかし、血疾が何日も続いて量が増えたときは肺結核や肺ガンや気管支ガン、ものが腐ったような強い悪臭のする痰が出たときは肺壊疽(はいえそ)・肺化膿症(はいかのうしょう)(細菌感染で肺の組織が壊れ、空洞ができる病気)などの可能性が大きいといえます。