動脈硬化 貧血 中・外耳炎 耳下腺炎
耳鳴りのような内耳の障害でなく、外耳の形などの変化からも病気のサインはある程度読みとれるものです。耳たぶに大きな縦じわがあったり、くっきりと太いミゾができていたら、動脈硬化が進んでいる恐れありといわれます。
耳には運動筋がないので、しわはできにくい部位です。そこにしわが寄るのは、耳をめぐる毛細血管が動脈硬化でさらに細くなっている、つまり周辺の栄養状態が悪くなっているからです。動脈硬化は脳梗塞(のうこうそく)、心筋梗塞(しんきんこうそく)、狭心症(きょうしんしょう)の引き金にもなるだけに、アメリカなどでは警告の意を込め流布(るふ)されている説です。
また、耳たぶの色が白っぽくなっていたら貧血の疑いがあります。耳は皮膚が薄く、血液の状態が外から見えやすいので、貧血状態が耳たぶに現われやすいのです。
耳の下や周囲が腫(は)れたり、押すと痛いといったときは中耳炎や外耳炎、耳下腺炎などの可能性があります。さらに発熱を伴う、耳だれが出て悪臭があるなどの場合は、鼓膜に穴があいていることもあります。