食生活の欧米化に伴って、食物繊維の摂取量は減っています。これは、日本人に発生するがんの種類にも影響しています。
それを証明するかのように、食物繊維の摂取量が減少するのに反比例して、大腸がんによる死亡率がふえています。
食物繊維の1日あたりの目標摂取量は、20gから25gです。しかし実際には、日本人の摂取量の平均は約15gにとどまっています。このままでは、さらなる影響が出てくることは想像にかたくありません。
食物繊維の摂取量をふやすには、1日3食しっかり食べて、野菜や海藻類、未精白食品を積極的にとるような工夫が必要です。
野菜は生だとかさばって量を多く食べられませんが、加熱調理するとたくさん食べられます。煮物や温野菜のサラダにしたり、ミキサーにかけて繊維をそのままとれるスープにします。
また、洋食よりも根菜類や海藻類を多く使う和食を一品つけ加えるとよいでしょう。