がんの民間療法で最も有名なのがゲルソン療法です。
考案したゲルソンは、がん患者には、脂肪やたんぱく質、炭水化物、ミネラルなどの代謝のほか、酸化酵素の活性、腸内細菌の活動などの生理的機能に障害があると考えました。
そのため、がん細胞が発生・増殖しやすい環境をつくっていると解説しています。そこで、がんにとって好ましい環境をつくらずに、体内から毒素を出して肝臓の機能を健康に戻すための方法を考案したのです。
その方法は、徹底してナトリウム、つまり塩分を排除し、野菜やくだものから力リウムを大量に摂取するというものです。
新鮮な野菜やくだものでつくったジュースを1日にコップー杯ずつ、1時間おきに13回飲む、食事は有機栽培の野菜とくだもの、無精白の穀類だけを食べるといった完全菜食主義が基本となっています。
体をつくっている基本は食事です。そこを徹底的に見直したという点は、理にかなっているといえるのでしょう。