ご飯やパン、麺類、イモ、砂糖などの炭水化物は、体の中で分解されて、ブドウ糖などのいろいろな糖類となって、エネルギーの源になります。
これらの糖類は、分子量の大きさによって、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(砂糖、乳糖、麦芽糖など)、多糖類(でんぷん、グリコーゲン、食物繊維などで、多糖体ともいう)という3つに分けられます。
多糖体のなかで、私たちの体が消化できないものを食物繊維といいます。従来は、消化器官に負担ばかりをかけて、何の栄養にもならないと考えられていたのですが、最近ではがんに効くといわれ、脚光を浴びています。
研究の発端は、1894年のW.B.コーレイによります。日本では、20世紀に入り、国立がんセンター所長中原和郎博±の笹の葉の多糖体の研究にさ廿のぼります。
その後、サルノコシカケなどのキノコ類の多糖体の抗がん作用の研究が行われています。キノコ類はもとより、古くからがんに効くといわれてきたクマ笹、タンポポ、イチジグにも、すべて多糖体が含まれています。