朝鮮ニンジン(高麗(こうらい)ニンジン)といえば、高価な健康食品というイメージがありますが、これはいまでも変わらず、近年では抗がん作用があることで、再び脚光を浴びています。
田七ニンジンと朝鮮ニンジンは同種です。そこで気になるのが、どちらのほうが抗がん作用が強いのかということです。そこで、抗がん成分のサポニンの含有量を比べてみましょう。
朝鮮ニンジンのサポニン含有量は全体の0.3〜3%です。一方、田七ニンジンは全体の7〜12%も占めます。サポニンに関しては、田七ニンジンに軍配が上がりそうです。
ただし、抗がん作用としては、サポニン以外の成分の関与も考えられます。したがって、サポニンだけで田七ニンジンがすぐれているとはいえません。
どちらも、近年になって抗がん作用についての研究が始められたばかりです。今後の研究によって、違う成分やすぐれた抗がん作用が発見される可能性があります。その結果を期待したいものです。