数十種類の野菜やくだものを発酵させた健康食品があります。ぺースト状のものや液体のものなどさまごまですが、これらの植物発酵食品もまた、抗がん作用があると考えられています。
なぜ、発酵したものがよいのでしょうか。そもそも人間の体内にとった食べ物は腸内で分解され発酵することによって、栄養分として吸収され、エネルギーとなります。これを外から補うことによって、さらに高い免疫力が得られると考えたのです。
愛媛大学の奥田拓道教授が行った実験でもそれが証明されています。ラットの白血球から取り出したリンパ球に植物発酵食品を投与したところ、がん細胞を退治する免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きが高まったことが確認されています。
また、がん細胞を植え付けたマウスに植物発酵食品を与えると、延命効果があることも確認されています。
これらは、植物発酵食品の発酵した複数のビタミン類が関係していますが、今後、この分野の研究が一層進展すると思われます。