アメリ力の先住民たちは、砂漠に生育するユッ力(原生種)を食用にするだけではなく、煎じ薬やハーブ茶にして薬用としても重宝し、“霊薬"と呼んでいました。
ユッ力にはサポニンが含まれ、これが注目の成分で、ステロイドサポニンと呼ばれます。目然界のなかでは抗炎症作用が最も強力です。
このサポニンは、がん発生や動脈硬化の原因となる過酸化脂質が体の中でつくられるのも防ぎます。損傷を受けた細胞を修復する効果も示すので、がんやエイズ感染の予防にも試みられ、注目されています。
さらに、リンパ系の腫瘍(しゅよう)や白血病などで免疫抑制剤(副賢皮質ステロイド剤)を使用する際、副作用を心配して投薬を中止するときに、代わりにユッ力を用いて、再発防止の成果を上げています。